このたびは成田空港のラウンジ空間にて、香りのプロデュースをお任せいただき、誠にありがとうございます。
空港というロケーションは、世界各国から訪れるお客様が交差する特別な場所であり、文化や好みの異なる方々すべてに違和感なく受け入れていただける、普遍性のある香り設計が求められます。
100㎡のラウンジ空間に対しては、出入り口付近では爽やかな第一印象を、ソファエリアでは深いリラックス感を、そしてフロア全体に共通する「上質さ」と「日本らしい繊細さ」を漂わせるという三層の香り構成をご提案いたしました。柚子やヒノキといった和の素材を、国際的な感性にも馴染むよう洗練された配合に仕上げております。
短いトランジット時間であっても、お客様の記憶に静かに刻まれる香り体験を提供できれば幸いです。今後も季節やフライトスケジュールに合わせた香りのご提案を通じて、ラウンジの価値創造に貢献してまいります。
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当ラウンジは成田空港をご利用になる旅行者の皆様に、フライト前後のひとときを心安らぐ時間としてお過ごしいただくことを目指して運営しております。
長旅の疲れを感じていらっしゃる方、これから出発される緊張感を抱えていらっしゃる方、深夜・早朝便で慌ただしくご利用される方など、お客様の状況は実に多様です。そうした皆様すべてにとって、ラウンジに一歩足を踏み入れた瞬間に「ほっとできる場所に来た」と感じていただける空気感をつくり出すこと——これが私どもにとって重要なテーマでした。
複数の演出要素を検討する中で、香りという目に見えない要素が果たす役割の大きさに着目し、インプルーブ様にご相談いたしました。
導入後は、お客様アンケートにおいて「香りが素敵」「自宅以上にくつろげる」とのお声を多数頂戴するようになり、リピート利用率にも顕著な変化が表れております。当ラウンジならではの世界観を確立する上で、なくてはならない要素となっております。