精油にはリラックスや美肌など、さまざまな効果があるとされていますが、実はダイエットにも効果があるといわれています。当記事で、精油で得られるダイエット効果やダイエットにおすすめの精油の種類について解説していきます。

精油によるダイエットの効果

精油のなかには、ダイエットに良いとされているものもあります。では、なぜ精油がダイエットに効果的と言われているのでしょうか。それは、精油に次の5つの効果があると囁かれているためです。

  • 交感神経を活性化
  • 内臓脂肪の蓄積を抑制
  • 食欲抑制
  • 代謝促進
  • 脂肪燃焼

交感神経を活性化

精油のなかには香りが脳の視床下部に働きかけ、交感神経を活性化するものがあります。そして交感神経の支配下には、脂肪燃焼や食欲抑制に関係するアドレナリンを分泌させる満腹中枢があります。つまり、交感神経の活性化はダイエットにおいてとても重要な役割を担っているのです。特にダイエット中でエネルギーが不足していると交感神経が働きづらくなるので、精油を使って交感神経を活性化させましょう。

内臓脂肪の蓄積を抑制

内臓脂肪とは胃や腸など、おなかの内臓のまわりにつく脂肪のことで、蓄積するといわゆる「太鼓腹」になります。グレープフルーツに含まれている香り成分であるヌートカトンには、内臓脂肪の蓄積を抑制する効果があるといわれています。実際、マウスにヌートカトンを与える実験では、与えたマウスは与えなかったマウスに比べて内臓脂肪量が減少したとの結果が出ています。つまり、グレープフルーツの精油を使えば内臓脂肪の蓄積を抑制できるということです。

食欲抑制

ここまでで精油には交感神経を活性化させるものがあり、交感神経の活性化は食欲抑制に関係すると説明しました。ゆえに、精油には食欲を抑える働きが期待できると言えるでしょう。また、精油にはリラックス効果が高いと言われている種類が多々存在します。リラックスすることが直接ダイエットに関係するわけではありませんが、リラックスすることによってストレスによる暴飲暴食も防げると考えられるのです。

代謝促進

代謝が落ちると脂肪がつきやすく、特に下半身が太りやすくなります。また、余分な水分や老廃物が蓄積され、むくみの原因にもなります。精油には血流を良くし、代謝を促進させるとされているタイプもあります。代謝を促進させることで汗をかきやすくなり、カロリーを消費しやすくなったり、むくみの改善につながったりなど、ダイエットにうれしい効果があるほか、ターンオーバーを促進させて美肌にもつなげられます。

脂肪燃焼

交感神経を活性化させると、副腎からノルアドレナリンが分泌されます。このノルアドレナリンが脂肪細胞に届くと脂肪を分解し、エネルギーに変えやすくしてくれます。ダイエットにおいて、筋肉をつけつつ脂肪を減らしたいと考える人も多いかと思います。そのような人は精油の力に頼って、脂肪を燃焼させやすい体を目指しましょう。

効果的な使い方

精油には、ディフューザーで香りを楽しんだり、スプレーにして吹きかけたりと、さまざまな使い方があります。ダイエット目的で精油を使いたい場合は、特にアロママッサージとアロマバスが特におすすめです。ここからはアロママッサージとアロマバスの方法とポイントを解説します。

アロママッサージ

マッサージは血行を良くしたり、代謝を上げられたりなど、ダイエットにうれしい効果があるため、ダイエットの一環として取り入れている人も多いでしょう。マッサージを行う際、マッサージオイルに精油をプラスすれば先ほど紹介したような精油のダイエット効果も同時に得られて、さらにマッサージの効果が高まるでしょう。精油を使ってマッサージをする際には、精油をキャリアオイルで希釈する必要があります。具体的にはキャリアオイル10mlに対して精油1〜2滴程度の割合で希釈します。柑橘系の精油など、直接皮膚に使うには刺激が強い種類もあるので、敏感肌の人は特に注意してください。

アロマバス

入浴すると体が温まり、血行が改善されるため、ダイエットを目指す人はゆっくり湯船につかることが推奨されています。そんな毎日のバスタイムにも精油をプラスし、リラックスしながらダイエット効果を高めましょう。アロマバスの方法は簡単で、バスタブに精油を3~5滴垂らし、よくかき混ぜて浸かるだけです。アロマバスもアロママッサージと同様に精油が直接肌に触れるため、敏感肌の人は少なめから調節してみてください。

効果的な精油の種類

精油は種類によって期待される効果が異なります。ダイエットに良い効果が得られるとされている精油には、以下の7種類があります。

  • ペパーミント
  • グレープフルーツ
  • レモン
  • ブラックペッパー
  • ローズマリー
  • サイプレス
  • シダーウッドアトラス

ペパーミント

 

ペパーミントは歯磨き粉やミントガムに使用されている、シャキっとしたメントール系の香りが特徴の精油です。交感神経を活性化させるとされていて、脂肪燃焼や食欲抑制を期待できます。実際、アメリカのウィーリンジーザス大学の実験では、ペパーミントの精油を嗅がせた結果、空腹感が減退したとの報告がされています。

グレープフルーツ

グレープフルーツはほどよい苦味のある香りが特徴の柑橘系の精油です。ここまでで紹介したように、内臓脂肪の蓄積を予防するヌートカトンという成分が含まれています。また、ヌートカトンには脂肪燃焼を促すたんぱく質の生成、食欲抑制などの効果もあるとされています。加えて、グレープフルーツの成分の95%以上を占めるリモネンにも内臓脂肪を減らす、代謝を上げる、食欲を抑えるなど、さまざまなダイエット効果があるといわれています。

レモン

強烈な酸味でおなじみのレモンですが、精油のレモンは果物よりもマイルドで、さっぱりとした香りが特徴です。レモンにもリモネンが多く含まれているため、内臓脂肪減少、代謝アップ、食欲抑制などの効果が得られるでしょう。

ブラックペッパー

ブラックペッパーはスパイシーですっきりとした香りの精油です。体を温める作用があると言われているため、代謝アップや冷えの改善、むくみの緩和などを期待できます。また、胃の粘膜保護や胃腸の働きを高める効果もあると言われているため消化不良など、胃腸に不調がある際にもおすすめです。

ローズマリー

ローズマリーは、清涼感のある香りが特徴で、肉の臭み消しにもよく使われているハーブです。さまざまな品種がありますが、なかでもベルべノンという品種には脂肪燃焼を促すケトン類が多く含まれています。また、全体の50%程度を占める1.8‐シネオールには、血行促進作用があるといわれています。

サイプレス

サイプレスは森林浴を思わせるウッディな香りが特徴です。血流を改善し、代謝をアップさせる効果があると言われています。余分な水分や老廃物を排出させるとも言われていて、むくみやセルライトの改善を期待できるため、マッサージオイルにおすすめの精油です。しかし、排卵を促す作用を持つ成分を含むため、妊娠初期の人は使用を避けてください。

シダーウッドアトラス

シダーウッドアトラスは別名「ノーブルシダー」とも呼ばれるマツ科の針葉樹で、ほのかに甘くドライな香りが特徴です。脂肪を分解する作用を持っているため、皮下脂肪が気になる人やセルライト対策におすすめです。また、サイプレスと同様にリンパの流れや血流を良くするためマッサージ向きの精油ですが、妊娠中や授乳中の人、乳幼児、てんかんの人は使用を避けましょう。

まとめ

精油には脂肪燃焼や食欲抑制、代謝アップなどの作用があるとされている種類もあるため、ダイエット効果が期待できます。ダイエットをしたいと考えている人は、アロママッサージやアロマバスなどで取り入れていきましょう。

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