花粉症や鼻づまりなど、呼吸器系の不調を緩和してくれるアロマオイル。特に鼻や口から蒸気とともにアロマ成分を吸い込む吸入方法は効果的です。この記事では、アロマの効果的な吸入方法や目的や用途に応じたアロマなどを紹介していきます。より効果的なアロマの吸入方法を知りたい方はぜひ参考にしてください。

アロマの吸入方法

アロマオイルの吸入方法は身近なもので簡単に行えるので、おすすめのアロマテラピーのひとつです。顔全体を精油の成分を含んだ蒸気が包み込み、肌への潤いとともに、リラックス感をもたらしてくれます。ここではアロマの効果的な吸入方法を手順に沿って紹介していきます。

洗面器やボウルに熱湯を注ぐ

まずは洗面器やボウルなどのお湯を張れる容器を準備します。その容器の中に50℃から60℃程度と少し高温のお湯を注ぎます。ある程度高いお湯にすることで、十分に湯気が立ち上がり、吸入しやすくなります。また、洗面器やボウルにお湯を注ぐ際には、火傷に注意してください。

アロマオイルを1~2滴落とす

次に自分の好みの効果が期待できるアロマオイルを、1〜2滴お湯の中に落とします。アロマの種類によって使用する分量は多少異なりますが、数滴程度が目安です。刺激の強い精油もあるので、垂らしすぎには注意しましょう。

タオルを被るなどして蒸気が逃げないようにする

アロマオイルをお湯に落としたら、立ち上がる蒸気とともに、香りをゆっくりと鼻や口から吸い込みます。アロマの吸入法を行うときには、タオルを被るなどして蒸気が周囲に逃げないようにすると効果的です。サウナのようにバスタオルを被ることで、鼻や喉にもしっかりと潤いが届きます。

10分ほどゆっくり蒸気を吸い込む

アロマを含んだ蒸気は10分ほどかけて、ゆっくりと吸い込むようにしましょう。ゆっくりと時間をかけて行うことで、鼻や喉が潤うだけでなく、精油の香りでリラックスできます。ただし、花粉症や鼻炎の症状がつらい場合は、短時間から徐々に回数を分けて行うことをおすすめします。また、横になって行いたいときには、枕元に洗面器などを置くだけでも効果的です。

注意点:蒸気が目に入らないようにする

精油の種類によっては粘膜への刺激が強いものもあります。そのため、吸入法を行う際には蒸気が目に入らないように目を閉じて行ってください。また、ぜんそくなどでせきが出ている時には、精油成分を含んだ蒸気の刺激によってせきが誘発される可能性があるので、吸入法は控えたほうが良いでしょう。

アロマの種類によって効果が異なる

アロマオイルの吸入では蒸気とともに精油成分を鼻や口から吸い込むので、呼吸器系の不調への効果が期待できます。使用するアロマの種類によって効果も異なるので、自分の症状や目的によって使い分けると、より効果を感じられます。今回は4つの目的や症状に合ったアロマを紹介していきます。

ストレス軽減

まずは日ごろのストレスを軽減してくれるアロマを紹介します。ストレスの軽減に効果的なアロマは、ラベンダーとカモミールです。仕事や勉強、対人関係など、さまざまなシーンでストレスがかかるときには、これらのアロマの香りを嗅ぐとリラックス状態になり、ストレスが緩和されるでしょう。

ラベンダー

ラベンダーはアロマオイルのなかでもポピュラーな品種のひとつです。ラベンダーは自律神経の働きを整え、副交感神経を優位にしてくれます。その結果として心を落ち着かせて、ストレスや不安の緩和効果が期待できます。また、不眠や冷え性への効用もあり、寝る前に吸入すると安眠にもつながるでしょう。

カモミール

カモミールはりんごに似たフローラル系の香りで、ハーブティーのフレーバーとして利用されることが多いものです。不眠や鎮痛、緊張緩和など、ラベンダーとよく似た効果が多くあります。また、高ぶった神経の働きを抑え、イライラ感を鎮めてくれます。そのほか、生理不順や肌の乾燥など、ストレス軽減以外にも多くの効能があるアロマです。

風邪

次に、風邪で鼻や喉など呼吸器系の調子が悪いときに効果的なアロマを紹介します。風邪のときに使用したい精油は、ユーカリやティートリーです。どちらも抗菌や抗ウイルス作用に優れたアロマオイルです。それではそれぞれの効果や効能についてみていきましょう。

ユーカリ

ユーカリは、鼻の奥がスッとするような爽快感のある香りが特徴のアロマです。コアラの主食や観葉植物としても有名です。医療機関に採用されることもあり、殺菌作用や抗ウイルス作用、抗炎症作用などを期待できます。風邪で喉や鼻の調子が悪く、鼻が通りにくいときに吸入することで呼吸が楽になるのでおすすめです。

ティートリー

すっきりとフレッシュな森林の中にいるような香りのティートリー。ティートリーには「テルピネン4オール」と呼ばれる、抗菌や抗ウイルス作用を期待できる成分を多く含みます。そのため、風邪を引いたときだけでなく外出時の感染対策にも効果的です。

花粉症や鼻づまり

日本人の多くは、花粉症や鼻づまりなどの鼻炎に悩まされています。花粉症や鼻づまりに効果的なのは、風邪と同様に呼吸器系への効能が期待できるアロマオイルです。ここでは花粉症時に効果を発揮するペパーミントとユーカリについて紹介します。

ペパーミント

ペパーミントはミントの代名詞ともいわれる、フレッシュな香りのアロマオイルです。「ハッカ」のイメージが強いペパーミントは、スッと鼻通りを良くしてくれるので、花粉症や鼻づまりには最適です。ペパーミントのメントール成分には冷却効果があり、喉や鼻といった呼吸器系の炎症を抑える効果が期待できます。朝にペパーミントの香りを嗅ぐことで、心も体もすっきりとした一日を過ごせるでしょう。

ユーカリ

ユーカリは風邪に効くアロマとしても紹介しましたが、鼻をすっきりさせる爽快感のある香りは花粉症にも効果的です。ユーカリに含まれるシネオールという成分は、鼻や喉の不調に有効なので、花粉症の改善が期待できます。また、すっきり感のある香りによって緊張緩和や集中力の向上も望めるので、なかなか集中できないときにもおすすめです。

リフレッシュ

最後にリフレッシュ効果を期待できるアロマを紹介します。リフレッシュとともにリラックス感を感じられるおすすめのアロマは、オレンジとベルガモットです。頭がぼんやり、すっきりしないときなどで、気分転換にリフレッシュしたい方におすすめのアロマです。それぞれのアロマオイルについて詳しく見ていきましょう。

オレンジ

オレンジは、親しみやすく柑橘系らしい香りが特徴のアロマオイルです。オレンジの精油にはオレンジスイートとオレンジビターの2種類があり、アロマオイルには甘みのあるオレンジスイートがよく使われています。オレンジスイートの精油にはリラックスやリフレッシュの効果があり、香りを嗅ぐことで明るくポジティブな気持ちになります。

ベルガモット

ベルガモットは、古くより香水や紅茶などの香料として親しまれてきたアロマです。世界最古の香水「ケルンの水」の主原料とも言われています。ベルガモットの香りは柑橘系ですっきりしているのが特徴です。自律神経を整えてメンタルの疲弊やストレスを軽減し、前向きな気持ちを取り戻してくれます。

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