私たちの心や体にさまざまなプラスの変化をもたらすアロマオイルは、使う時間帯によって効果が変わってくるのでしょうか。また、使用するおすすめの時間帯は決まっているのでしょうか。

この記事では、アロマオイルを使用する時間帯と効果の関係について、深く考えてみたいと思います。さらに、時間ごとにおすすめのアロマオイルを紹介しますので、ぜひ取り入れてみてください。

時間によって効果って変わるの?

アロマオイルは、使う時間帯が変わることで効果も変わるのか、気になる人も多いのではないでしょうか。アロマオイルの効果を最大限体感できるよう、使う時間帯と甲賀の関係性について見てみましょう。

効果自体は変わらない

結論から言うと、どの時間帯で使用しても、アロマオイルそのものの効果自体は変わりません。ただし、アロマオイルの使用によって期待できる効果が異なるため、時間帯によってアロマオイルを使い分けることがおすすめです。

例えば、目覚めをすっきりさせ1日を快適に過ごしたい朝には、自律神経のうち交感神経に作用するアロマを選ぶのが適しています。反対に、1日の疲れを落としゆったり過ごしたい夜は、副交感神経に働きかけるアロマを選びたいものです。

アロマオイルの選び方により、交感神経と副交感神経のどちらに働きかけるかが変わってきます。このため、アロマごとの特性を踏まえたうえでアロマオイルを選びましょう。時間帯に適さないアロマオイルを選ぶと、かえって自律神経の乱れを招いてしまうおそれがあります。

アロマオイルを使ったアロマテラピーが、自律神経の乱れを整える効果が期待できるのは、アロマオイルの香りが鼻から脳へ直接働きかけるからです。交感神経と副交感神経に香りが直接作用し、自由に切り替えができるようになります。

時間帯によって、心や体の状態は少しずつ変化しているため、アロマオイルの効果を高めるためには、時間帯に合わせてアロマオイルを選ぶことが重要です。

頭をスッキリさせたい朝

朝は、頭をすっきりさせ活動モードへ入るために、交感神経を刺激するアロマオイルを選ぶのがおすすめです。清々しい気分を感じられると、行動的な1日を過ごせるでしょう。

朝使いたいアロマオイルには、主に以下の種類があります。

ユーカリ

コアラの主食として知られるユーカリを使ったアロマオイルは、医療機関で採用されるケースもあるほど、抗炎症作用・殺菌作用・抗ウイルス作用などが期待されます。鼻や喉などの呼吸器系に働きかけることで呼吸が楽になり、寝起きに感じる喉の不快感などを解消できます。

ユーカリを使った数あるアロマオイルのなかでも、一般的に知られる品種は3種類あります。そのなかで最もポピュラーなのが、「ユーカリ・グロブルス」です。刺激的な香りが特徴であり、頭をすっきりさせたり気分をリフレッシュしたりするのにぴったりです。

ローズマリー

着物の防虫剤に多く使われる樟脳と、香りがよく似ています。料理に使われるハーブの一種でもあることから、生活になじんだアロマオイルだと言えるでしょう。

ローズマリーには、精神を高める作用があり、寝起きに香りを感じることで気持ちの良い目覚めが期待できます。朝起きるのが苦手な人や、1日を気持ちよく始めたい人などにおすすめです。

ペパーミント

ハッカとして知られるペパーミントは、独特の清涼感が特徴のあるアロマオイルです。気分をリフレッシュできるほか、眠気を抑える働きや呼吸器系のコンディションを整える働きなども期待できます。

気持ちを切り替えて、1日を活発に過ごしたいときは、アロマオイルにペパーミントを選んでみましょう。

集中力を高めてやる気をアップさせたい昼

仕事や勉強などを精力的にこなすために、集中力とやる気を高めたいときは、以下の3つのアロマオイルから選んでみるのはいかがでしょうか。

ローズマリー

朝の項で紹介したローズマリーは、お昼に使うのも効果的です。ローズマリーの香りが全身を刺激し、心臓の拍動を強めたり脳の血流量を増やしたりすることで、集中力や記憶力を高める作用があり、仕事中や勉強中に取り入れる人が増えています。

精神を高揚させる効果もあるとされているため、気分が乗らない時や無気力になってしまったときにも、ローズマリーをぜひ取り入れたいものです。

グレープフルーツ

グレープフルーツが持つ柑橘系の香りは、交感神経を優位にする働きがあります。心をリフレッシュして、緊張をほぐす効果が期待できます。前向きな心を取り戻し、精力的に取り組めるようになるでしょう。

また、グレープフルーツの香りにより、心だけでなく頭の中もリフレッシュできて、集中力を高める効果も期待できます。昼休憩後に、やる気を出したいときにぴったりです。

オレンジスイート

オレンジスイートは、年齢を問わず親しまれているオレンジの果実から、精油を採取したアロマオイルです。香りは、果実と同じくみずみずしさを保っており、アロマオイル初心者の人でも使いやすくなっています

リフレッシュ効果やリラックス効果を持っていて、ストレスや不安・緊張などの状態から解放してくれると期待されています。仕事に集中して取り組みたいときに、おすすめなアロマです。

心を落ち着かせたい夜

1日の疲れを癒し、しっかりとくつろげる夜を過ごすためには、以下の3つのアロマオイルから選ぶのがおすすめです。

ラベンダー

ラベンダーも、日本人に馴染み深いハーブのひとつであり、アロマオイルのなかで最もポピュラーな品種です。心を落ち着かせることで、安眠を促す作用があるため、寝つきが悪いときにぴったりです。また、自律神経の働きを整え、ストレスや不安の緩和につながる効果も期待できます。

昼間の仕事や勉強などで高ぶった神経を、ラベンダーの効果でしっかりと休ませてあげましょう。

ベルガモット

ベルガモットは、世界最古の香水である「ケルンの水」の主な原料だったとされています。食用ではなく、古くから香料の素材として広く親しまれてきた柑橘系のアロマであり、長い歴史を持っています。アロマのほかには、紅茶のアールグレイ・化粧品・香水などの香料として使われているフルーツです。

ベルガモットは、抗ストレス作用が高いアロマです。自律神経の乱れを整えて、ストレスや精神的疲労を軽減できる効果が期待できます。心をリラックスさせることで、1日の疲れを癒し、翌日に向けて前向きな気持ちを取り戻せるでしょう。

カモミール

カモミールは、ハーブティーのフレーバーとしても有名な、りんごに似た優しい香りを持つアロマです。ジャーマンカモミールとローマンカモミールの2種類があり、成分や作用が若干異なります。

カモミールの香りは、高揚した神経の働きを抑えて、不安やイライラを鎮めてくれます。同時に身体の緊張も緩和できることで、就寝前に心身ともにリラックスできる効果があります。

まとめ

この記事でご紹介してきたように、アロマオイルの効能や効果はオイルごとで異なります。アロマオイルの効果を最大限引き出すためには、時間帯によって使うアロマオイルを分けることが大切です。自律神経の正常な働きを促し、健やかな毎日を送るようにしましょう。

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