アロマディフューザーには、「気化式」や「噴射式」「超音波式」「加熱式」など、さまざまなタイプが存在します。それぞれで、香りを拡散させる方法やメリットは異なります。
当記事では、アロマディフューザーの種類について詳しく解説しています。アロマに興味のある方はもちろん、自分にぴったりなディフューザーを見つけたいという方は、ぜひご一読ください。
ディフューザーとは
アロマディフューザーの種類を見ていく前に、そもそもディフューザーとはどのようなアイテムかをご存じでしょうか?まずは、ディフューザーの概要を確認しましょう。
アロマの香りを広げるための装置
ディフューザーとは、簡単に言うとアロマの香りを広げるための装置のことです。部屋に置くだけで手軽にアロマを楽しめるアイテムとして、ここ数年で人気が高まっています。
「diffuse」には、拡散という意味がある
ディフューザーの「diffuse」には、拡散という意味が込められています。そのため、アロマの香りを拡散させるものという意味合いで使われています。
ディフューザーの種類
ディフューザーの種類は、主に「気化式(リード式)」「気化式(ストーン)」「噴射式」「超音波式」「加熱式」の5つです。下記で、それぞれの違いについて紹介します。
気化式(リードタイプ)
「気化式」とは、火を使わずにアロマオイルを気化させて、香りを楽しむアロマディフューザーです。気化式はさらにリードタイプとストーンタイプの2つに分かれます。リードタイプとは、リードボトルにスティックを差して使用するディフューザーのことです。
簡単で誰でも使える
リードタイプは、アロマオイルが入った専用のボトルに、付属のスティックを差し込んで使用するため、誰でも気軽にアロマを楽しめる点が魅力です。また、見た目がおしゃれなためインテリアとしても活用可能です。
香りを調整したい場合は、リードの本数を変えることで、強さや持続時間を調節できます。
気化式(ストーンタイプ)
ストーンタイプとは、珪藻土のような石にアロマオイルを垂らして香りを拡散するアロマディフューザーです。代表的なものには、アロマストーンなどがあります。
持ち運びが簡単
ストーンタイプは、持ち運びしやすい商品が多い点が魅力です。軽量で、置く場所の制限を受けないため、室内の好きな場所でアロマを楽しめます。ただし、他のアロマディフューザーと比較して、芳香力が弱い傾向にあります。
噴射式
「噴射式」とは、アロマオイルを霧状にして噴出したり吹き掛けたりすることで、香りを広げるタイプのアロマディフューザーです。火や水を使用しないため安全で、メンテナンスの手間などがかかりません。
ただし、アロマオイルを原液で使用するため、オイルの消費が非常に早いという特徴が存在します。 アロマオイルは決して安いものではないため、賢く使用することがポイントです。
芳香力が強い
噴射式の魅力は、芳香力が強い点にあります。調香師が設計した香りバランスを崩すことなく、使用後も香りが変化してしまう心配がありません。
また、広範囲に香りを拡散できるため、リビングなどの広いスペースでの利用にも適しています。しかし、噴射式は空気圧によってアロマオイルを細かい霧状にして拡散するため、使用中はポンプとモーターの音がします。そのため、強弱や拡散時間を調整できる商品を選ぶのがおすすめです。
超音波式
「超音波式」とは、水にアロマオイルを垂らすことで、超音波でミスト状にして蒸気とともに香りを広げるアロマディフューザーです。昨今では、加湿器を兼ねている商品も多く流通しているため、乾燥が気になっている方にもぴったりのアイテムです。
熱や火を使わない
超音波式のメリットは、火を使わないため空焚きなどの危険性がない点にあります。安全に使用できるため、小さなお子様がいる家庭でも安心です。また、 比較的安価に購入できるものが多いため、初心者にも取り入れやすいアイテムと言えるでしょう。
ただし、水を使用するため、カビや雑菌を防ぐためのこまめなお手入れが必要となります。また、オイルは性質上、水に混ざらないため、香りの濃度は一定ではなく時間の経過とともに薄くなっていきます。
加熱式
「加熱式」とは、キャンドルや電気で温めることで、香りを拡散させるタイプのアロマディフューザーです。代表的なものには、アロマポットやアロマライトなどがあります。
音が小さい
加熱式のメリットは、音が小さい点にあります。超音波式や噴射式と違って、使用時に音がする心配がないため、静かな空間で使用したいときにぴったりです。
また、加熱式のアロマディフューザーのなかには、照明効果を兼ね備えているものも多く存在します。そのため、寝室で使用したい方は、加熱式を選択すると良いでしょう。
アロマディフューザーを選ぶときのポイント
アロマディフューザーを選ぶときに見ておきたいポイントは、以下の2つです。購入後に後悔しないためにも、ここでそれらのポイントについて理解を深めましょう。
- 香りの持続時間
- 香りの拡散範囲
香りの持続時間
はじめに押さえておきたいポイントは、香りが持続する時間です。
例えば、超音波式の連続運転時間はおよそ3~8時間です。一方、リードディフューザーであれば、およそ1.5ヶ月間連続して香りが持続します。
このように、アロマディフューザーによって香りの持続時間は異なるため、使いたいシーンやライフスタイルに合わせて最適なものを選択してください。
香りの拡散範囲
香りの拡散範囲も、アロマディフューザーを選ぶうえで見ておきたいポイントのひとつです。
具体的には、香りが強い噴霧式は、リビングなどの広い空間での使用がおすすめです。反対に、トイレや玄関、洗面所などの狭い空間で香りを楽しむなら、加熱式やリードディフューザーなどがおすすめです。
また超音波式は、水を入れるタンクの大きさによって拡散範囲が変動します。6~8畳用の小さい空間向けのものから15畳以上向けのものまで、さまざまな種類が存在するため、自分が使いたい部屋の大きさや場所を考慮して選びましょう。
まとめ
今回は、アロマディフューザーの種類についてお伝えしました。アロマディフューザーには豊富な種類が存在するため、自分の好みに合わせて好きなものを選択することができます。 使うタイミングも自由ですが、特に就寝前に取り入れればリラックスタイムがより充実したものになることでしょう。 ぜひ、当記事を参考に自分にぴったりのアイテムを見つけてくださいね。
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